上品で気品漂う雰囲気。それでいて、なんだか妙に色気のあるエロいオーラも溢れでている、綾乃さん。ソープでエ○チを知り、エ○チが大事なものに…。しかし、その代わりに恋人を作るのが怖くなっちゃたらしいです。ん!? それって一体、どういうことなの!?


まだ、入店したばかりらしいね。
「移ってきて…10日目ですね」
働いてみて、どう?
「すごくいいです。ボーイさんがお客さんに対してアットホームながら礼儀正しくしてくれるから、わたしもお店も協力してお客さんを満足させてるって感じで」
ボーイさんによってもお店の印象変わるよね。
「そうですね。女の子の質が何より大事だろうけど、ボーイさんの印象も大事じゃないですか。それもお店選びの選択肢の1つでした」
ボーイさんの印象とかって誰かに聞いたり?
「業界内の友達に聞いたりしました」
ほう。
「あまりソープ嬢の友達は作らないほうがいいとも聞くけど、わたしはいい先輩とお話することで、いろんな知識も付いたから得だと思ってます」
得っていうと?
「お客さんにどう接したらいいかもわかったし、生活とかでも困ったことがあれば、やっぱり人生の先輩としてのアドバイスもらえるし」
ソープだけじゃなくて、人としても?
「そうですね。まぁ、仕事面では大先輩もいるから、お仕事のこととしては真似できないこともあるけど、それでも聞くだけでも何かわかることもあるので」
真似できないっていうと?
「ハードなサービスとかね」
なるほど。どういうお付き合いしてるの?
「それは人によってですけど、お店だけのお付き合いの人もいれば、温泉旅行に行ったりとか」
へ~。
「好きなんです。ここのお風呂とはまた違いますからね。けっこう温泉旅行は行きますよ」
最近だと?
「箱根かな。リラックス方法の1つですね」
なるほど。1つっていうと、ほかにもあるの?
「アロマとか大好きだから、家でもアロマするし…。あのアロマもそうなんですよ(指さした先にアロマが)」
へ~。あれは綾乃さんのなんだ。
「はい。そうなんです。いい香りでしょう?」
そうね。自分で持ってくるんだ。
「なにもない部屋だと殺風景だから、持ってきたりするんです。あれだけじゃなくて、お風呂にアロマ入れたりもするんですよ。もちろん、お客さんで匂いが気にする方には入れないので、聞いてからですけど」
へ~。効能はリラックス?
「そうですね。香りは副交感神経によくて。あと浸かると血管の中にも入っていくから脳がリラックスするんですよね」
カラダのメンテナンスにもなるもんね。
「そうですね。もう離れらんないかも。ほかにも、自分でマッサージをしたり、エステに行くこともあるし」
エステ行く必要はなさそうだけど。
「うふふ。そんなことないですけど。お風呂に入る回数がすごく多いから、乾燥肌になりやすいんで、保湿を保つために行ってます」
なるほど。そのプロポーションもエステで?
「エステもあるけど、ヨガにも行ったり。あと時間のあるときはゴルフに行ったりも」
プライベートも忙しそうだね。
「暇なのがイヤなんです。なにもやることがない日は、1ヵ月に1日あるかないか」
予定ぎっしりだ。それにゴルフって渋いし。
「うふふ。大好きなんですよ~」
お金かかりそうだけどね。
「女の子はそうでもなくて、レディースデーに行くと安いんですよ。6000円とか…」
そうなんだ。メンズデイは?
「うふふ。ないです」
それはずるいね。
「うふふ。いいの。わたしは女の子だから」
ははは。ってことは朝から行くんだ。
「もちろん!」
健康的だ。
「うふふ。でも、お酒も好きだから、内臓が健康かは、ちょっと…」
そんなに飲むの?
「ワイン大好き。日本酒大好き。焼酎も大好き…ビールはずっとは飲めない」
ははは。酔うとどうなっちゃうの?
「それが変わらないんです。量はいっぱい飲むのに何ともない。ただ、酔うと飲むスピードが早くなるらしいから、わかる人にはわかる」
2日酔いもない?
「全然。ちゃんと次の日気持よく起きて、仕事もちゃんとできる。熊本出身だからかな」ははは。血?
「そうかも。でも、あまりお酒強い女って魅力ないと思うんで、強いとは言ってません。うふふ」
ははは。じゃあ、酔っての失敗談とかはない?
「女の子としか遊びに行かないから、全然ないなぁ…」
う~ん…エ○チな話のきっかけが見つからない。
「うふふ。そういうことだったんですね。何か作り話しましょうか?」
ははは。それは大丈夫。…それにしても、こんな雰囲気の部屋があるんだね。
「アジアンテイストなところ?」
そうそう。
「わたしがそういう風な雰囲気を作ったんですよ」
あの置物とか?(アジアンチックな置物)
「そうそう。タオルが茶色だから、アジアンの雰囲気が合うかなって。これも(編み込まれたテーブルクロス)」
へ~。
「タイで買ったやつなんですけど、合うでしょう。あと、あの岩塩(指さした先に塩で作られたオブジェ)」
すごいね。本当、雰囲気作りだ。
「そうなんです。ちょっとやるだけでできちゃうから。あのライトも本当は竹とかがよかったんだけど(間接照明はバラのステンドグラス)」
あれも解け込んでる。
「わたしの家が薔薇だから、あれしかなくて」
ははは。家は薔薇なんだ。
「そう。ピンクや赤が中心で、薔薇の生花も置いてるし」
なんかセレブーですね。
「うふふ。そんなことないです」
犬がいそう。
「犬はいます。フレンチブルドック」
へ~。名前は?
「秘密です。うふふ」
綾乃とか?
「うふふ。さすがに綾乃にはしませんけど、秘密」
そもそも綾乃さんって言う名前は?
「前のお店からずっと綾乃なんです」
へ~。綾乃さんになる前と、今は何か変わった?
「あ、エ○チな話になりましたねぇ~」
ははは。言わんでいいです。
「うふふ。う~ん。変化は…受けばっかりだったんですけど、ソープって女の子も攻めないとダメだから、攻めもわかるようになってきました」
わかるようにというと?
「もちろん、どこをどうすればいいのか。それも人によって違うから、手数も増やさないとダメだし、あと攻めることでお客さんが喜んでくれる、その喜びも知りました」
攻めの喜びって?
「わたしがしたことで、上手いって言ってくれること。イッちゃう人もいて。すごく嬉しかった」
それはやっていく中で得ていった?
「そうですね。経験で覚えていきました。知ってたほうがいろんなお客さんに答えられるから」
その技を使わないときもある?
「お客さんが攻め専門の人だったときにはそうですね。そのときは、お客さんに合った受けをするんです」
受けも変わった?
「そうですね。わたしの中で受けられることが多くなったかも。許容範囲が」
ほう。でも、今でも受けられないこともある?
「わたしは、基本恋人系なんで、あまりハードなSなことはできないし、受けられないんです」
恋人プレイってよく聞くんだけど、実際はどういうことをいうの?
「確かに抽象的ではありますね。雰囲気なんで。お客さんによっても変わるけど、そのお客さんのしたいことに合わせる。恋人同士って肌が合うっていうか、したいことを素直にできるのは恋人だからこそだと思うんですよね」
好きだからこそできることかぁ~。
「そう。だからハードまではいけないけど、ソフトなMっ気のある方なら、わたしはそれに合わせたSっ気のある女になって、言葉攻めもするし。イチャイチャだけじゃないんですよね」
恋人=イチャイチャではないと。
「そうだと思います。だから恋人プレイって一言で言っても、いろんなわたしが必要なんです」
そんな綾乃さんにキャッチフレーズを付けるとしたら?
「やはり…“癒し系”“恋人系”ってことになるんですかね」
そのジャンルを極めるのに必要なことって?
「お客さんと仲良くなることだと思います。初めて会った人でも『初めてっぽくないね』って言われるんですけど、そういう“通じ合う”こと」
なるほど。難しそう。
「お客さんの答えは、合うか合わないかなんですよね。だから、合うほうに自分を持って行くんです」
へ~。でもそれって、どうやってわかるの?
「話しててもわかるんです。その中にプレイもなんとなくでるんですよね。それを読むんです。こういう感じだなって。でも、やっぱり全部正解じゃないし、どうしても合わせきれないかもっていうときもあって」
そういうときはどうするの?
「それはそれでちゃんと満足していただけるように、しっかりとしたサービスに徹するんです。わたしじゃなくても、ほかの子を探しまたお店に戻ってきて欲しいし」
ほうほう。とにかくソープの醍醐味は味わえると。
「そうですね。ソープの遊びは楽しんでいただきます」
じゃあ、綾乃さんが1番合わせやすいタイプは?
「わたしの本質に合う人だと思うんです。それは…ソフトタッチで攻めてくれる方ですね」
それは話しててもわかる?
「言葉遣いが丁寧だったりする人は、ソフトタッチな方が多いですね」
へ~。素の綾乃さんと相性がいいんだね。
「はい。そうすると、わたし自身で攻めれるし、受けれる。それこそ肌が合うっていうか」
性癖が一緒とも言えるかもね。
「そうですね。その性癖っていうのも、だんだんと広がってはいるんですけどね。以前お姉さんに言われたのは『若い子で人気がでにくいのは、性癖が狭いから!』って」
なるほどね。
「自然とイチャイチャから始まる感じで。あまり段取り段取りしてなくて、お互いが流れに身を任せるんです」
その息も合ってるんだろうね。
「そうですね。最初は、わたし達がリードするんですけど、だんだん通じ合えるからわかる」
二人三脚で掛け声がいらなくなる的な。
「うふふ。そうですね」
ソフトタッチで攻める方には、どんな風に攻め返すの?
「同じ感じで。わたしもソフトタッチで。攻め返すっていうより、先に攻めるのはわたしが多いですけど」
どんな感じ?
「触るのも、舐めるのも、とにかくソフト」
ソフトが大事と。
「ソフトって優しさがないとダメだから、雰囲気がそうなるんですよね。気持ちが伝わるっていうか。急いでたり、乱暴なのは違うと思うんです」
うんうん。
「まず気持ちが必要で、大事に大事にする感じなんです。筆で触る感じっていうのかなぁ。そうするとお客さんも興奮してくるので、そこから強弱付けたり」
興奮してからの強弱?
「うふふ。そう。ソフトっていっても弱だけじゃなくて。ただ弱から始めないとダメ」
じゃあ、強は?
「うふふ。やっぱり下半身。入れる直前に強がでてくるかな」
そのタイミングはわかるの?
「わかりますね。相手の反応がすごくでてる状態だから、今だなって」
一言で攻めって何でしょう?
「うふふ。攻めとは? 的なことですか?」
はい。
「う~ん…“自分が感じること”」
なるほど。攻めながらも感じる。
「そう。相手を知る意味での感じると、相手の反応をみて感じちゃうこと。どちらも含めて。全然感じきれないこともあるけど。うふふ」
テクニックも綾乃さんになる前と今とは違う?
「さすがに恋人プレイとはいえ、お店で働いてるんで全然違いますね。フ○ラ1つとっても上手になったっていうか。それもいろんなことができるようになって、お客さんの好きなことに合わせられるようになったんです」
たえばどんなことを?
「うふふ。たとえばですかぁ…。まぁ、ただなんか上下に動いてただけの頃とは違って、強弱も付けるし、上だけと思いきや全体を攻めたり。それもお客さんによっていい所とか、どんな雰囲気でするのが好きかも違うんで」
僕はエロくされるのが好きです。
「じゃあ、フ○ラしながら胸を触ったり、タマタマ触りながらしたりとかすると思う。やっぱり1つ1つのプレイ内容も相手に合わせるんですよね」
なるほどね。
「でも中には、盛り上がっちゃってフ○ラなしで入れちゃうってこともあるんですよ」
入れる前に盛り上がっちゃうの?
「そうですね。わたしもお仕事を忘れて盛り上がっちゃって」
どんな感じになるの?
「う~ん、帰りたくなっちゃう」
ははは。
「うふふ。もう今日はこのまま寝たいって。だからそういうお客さんには、最後の時間に来て欲しい」
じゃあ、好きな体位は?
「わたしが好きっていうか、お客さんが1番好きな体位でしてると、その興奮とか気持よさが伝わってくるから、それがいいんですよね。ちょっと攻めたい派の方は、バ○クが好きだろうし。わたしが上になって動くのが好きな方もいるし」
その反応で気持よくなれると?
「やっぱりアソコの反応だけじゃなくて、顔も声も雰囲気も含めての挿○だと思うんですよね」
なるほどね。まとめると、痴女系だと“エロさ”を与えてくれると思うんだけど、恋人系は?
「う~ん、やっぱり一方通行ではなくて、お互いに感じられる、持ちつ持たれつ感で、合うなぁっていう“相性”。好きなことが出来る“満足感”」
そこまで合うと、好きっていう恋にならない?
「このお部屋の中では、そういうことになってるかもしれませんね」
うんうん。Bッド上だけじゃないもんね。
「お風呂でも、Mットでも。お迎え上がってから、お送りするまでが恋人プレイ」
お風呂も?
「そうです。一緒に浸かってるって感じで」
Mットも?
「いわゆる性感Mットっていうより、恋人系のMットが好まれますね」
ラブホテルに来た感じ?
「うふふ。そうそう。そんな感じ。綺麗!」
ははは。シャワーで洗いっこしたり?
「うふふ。そうですね。たまにすることもありますね」


初体験は?
「高校1年生。相手は3年生で友達のお兄さん。だからちょっと困った」
ははは。友達と変な感じにならなかった?
「絶対秘密にしてて。友達にしたら、お兄ちゃんの恋人が同級生ってなんか変でしょう?」
まぁ、結婚するわけじゃないとしても、弟であり同級生みたいな。
「うふふ。そうそう。家も近いし、仲もよかったから、言えなかった」
エ○チなことを知ったのはいつ?
「ませてる中学校だったから、わたしは中2からTバック履いてたし」
へ~。ずいぶんとエロい中学生だね。
「そうなんです。セクシーな下着が流行ってて、その頃になんとなく知りましたね」
エ○チに興味を持ったのは?
「なかったですね。抵抗すらありました。そんなことより、セクシーなカラダになることに興味がありました」
それを見せる場って、それこそエ○チの場じゃないの?
「いやぁ、恥ずかしいですよ。その頃は部屋が真っ暗じゃなきゃイヤだった」
じゃあ、エ○チに目覚めたのは?
「二十歳くらいですね。お仕事始めてから、いろんなエ○チを知って。だからプライベートでエ○チできなくなっちゃったんです」
ははは。
「好きになった男性でも、エ○チの内容で嫌いになっちゃうから。だから好きになったらエ○チできない。怖いんです」
もしや、恋人の条件はエ○チのウェイトが高い?
「かなりありますね。付き合うんだったらエ○チが合う人。だから、付き合う前にエ○チしたいんです」
先に好きになったらできなくなるしね。
「そう。話し方とか手の握り方で、少しはわかるけど」
手の握り方?
「わかります。優しい握り方とか」
ギュッてされるとダメ?
「ギュっていうのもいいけど…やっぱり優しいとこからのギュじゃないと」
ははは。ソフトタッチな握り?
「うふふ。そこまでじゃなくていいけど」
エ○チが好きなだけに大変だね。
「そう。恋人作りも大変なんです。この仕事の副作用。うふふ」
ははは。おもしろい。じゃあ、綾乃さんにとってエ○チとは?
「大事なコミュニケーションで、相手を知ることでも大事な“会話”ですね」


一言メッセージを。
「まったりしたい、癒されたいっていう疲れてる人に来て欲しいです」


※取材後記※
とにかく喋り方がセクシー。年を重ねるにつれ、さらに色気が増していくんだろうなぁ…。お客さんを虜にする。恋しちゃう。う~ん、ハマりそうです。[Pスケ]